GRANBOARD3S(グランボード)を静音化してみた
GRANBOARD(グランボード)って何?
GRAN DARTS社から発売されている、ダーツの家庭用電子ソフトボードです。
家庭用でありながら、Bluetooth接続によるスマホ連動、オンライン対戦も可能な素晴らしいダーツボードです。
部屋だとうるさいのでグランボードの静音化にチャレンジ
グランボード3Sはあらかじめ静音化対策がされており、セグメントの裏に専用スポンジがセットされています。
加えて、3Sは従来のグランボードと比較して、セグメントの改良や吸音シートが追加されています。
しかしながら、スティールダーツ用のダーツボードと比較するとやはりうるさく感じます。
よりスティールの静音性に近づけるため、今回はグランボードの静音化にチャレンジします。
ダーツライブゼロボードの静音性はこちら
グランボード2の静音化はこちら
グランボードの静音化で準備するもの
エアコンパテ
通常の粘土だと固まってしまうため、衝撃吸収の役割を果たさないようなので、不渇性のエアコンパテが効果的のようです。
エアコンパテは2500gほど使用するので、相応に用意してください。
エアコンパテをセグメント裏面にひたすら敷き詰めます。
サランラップ
エアコンパテはセグメントにそのまま入れるとセグメントが汚れるのに加え、交換時のメンテナンス性を踏まえてサランラップに包んで入れていきます。
マスキングテープ
ダーツが刺さった際にセグメントとボードの間に隙間があると音が大きくなるので、マスキングテープをセグメントの周囲に貼ってガタツキを抑えます。
幅は15mm、40~50mほど使いますので、用意してください。
静音化への作業工程!
まずはグランボードのセグメントの取り外しまで必要ですので、裏蓋を外します。
裏蓋を外すと衝撃吸収材が出てきます。
さらに衝撃吸収材を外すとセグメントが反応する部分の基盤シートが出てきますので、これを外します。
(基盤部分と基盤シート部分が繋がっていますが、外してしまって問題ありません)
基盤シートを外すと、最後にシリコンシートがあるので、それも外します。
ようやくセグメントまで到達したので、セグメント裏のスポンジを外していきます。
マスキングテープは巻くほど静音効果があると思われますが、動かなくなると反応しなくなるため、今回は1周に留めました。
パテを入れていきます。
ダブルのセグメントは約20g
シングル(外側)のパテは約60g
トリプルのパテは約12g
シングル(内側)のパテは約32g
上記を詰めていく
静音化前と静音化後の比較
静音化前:76dB
静音化後:62dB
静音化前と比べて明らかに音が小さくなりました。
前回のグランボード2の静音化と比較しても、数値以上に静かになっている印象です。
ダーツプレイ時に壁を隔てた隣の部屋で確認しましたが、ほとんど音は聞こえませんでした。
すべてのセグメントもテストしましたが、問題無く反応しています。
かかった費用と作業時間まとめ
一人の作業で約4時間ほどかかりました。
パテを詰める作業が大部分を占めます。
グランボード2の際もやりましたが、ダーツをプレイするよりも腰と手がつかれます(笑)
こんな方にオススメ
・グランボードの静音化がしたい!
・夜間でもグランボードがプレイしたい!