カーボンシャフトなら現行L-Shaftよりも断然LAROがオススメ
ダーツのシャフトについて
ダーツのシャフトは千差万別です。
ダーツメーカーならばほぼどこも販売しており、どこのメーカーのを使用するか常に迷われている方もいると思います。
当記事ではL-Style製のカーボンシャフトについて、現行品と従来品の比較をしてみました。
現行品と従来品(LARO)のカーボンシャフトについて
L-Style(エルスタイル)のカーボンシャフトは現行品のL-Shaft carbon(エルシャフトカーボン)と従来品のLARO carbon(ラロカーボン)があります。
両方使用しましたが、断然LARO製をオススメします。
L-Shaft carbon エルシャフトカーボン
LARO carbon ラロシャフトカーボン
LARO製がオススメな理由
1.折れない
初っ端から使用した所感となってしまいますが、折れにくさが全く違います。
セッティングは同様にして比較しましたが、現行のエルシャフト カーボンは折れやすいと感じました。
折れる際は総じてダーツボードから弾かれ、地面に落下した瞬間にシャフトのネジ山部分から折れます。
ラロカーボンは2セットのダーツで平行して約1年(2019年3月時点)使用しておりますが、いまだに1本も折れていません。
本当に丈夫です。
2.ゆるみにくい
明確な理由は不明ですが、ラロカーボンの方が緩みにくいです。
※それでもナイロン製よりは緩みやすいです。
シャフトのネジ山が若干異なるせいでしょうか。
ただし現行エルシャフト製に関しても、GOMUやOリング等でデメリット解消は可能です。
GOMUは少々高いですが、ラロカーボンとの相性がとても良く、おすすめですよ。
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3.シャフトが外れにくい
以下の画像を見て頂ければ一目瞭然ですが、フライトを挟む部分の構造が根本的に異なります。
現行のエルシャフトはラロに比べてスリットの隙間がかなり空いてます。
ラロカーボンにシャンパンリングを使用すると通常使用ではまずフライトが抜け落ちません。
また、フライトを差し込むスリットも深いため、シャフトの先端をシャンパンリングをより奥まで差し込むことができます。
上:現行 下:ラロ
4.価格が安い(コスパも良い)
現行エルシャフトは定価2000円に対し、ラロカーボンの定価は1500円です。
また、前述のとおり丈夫で折れることが少ないため、コスパを考えるとかなり良いです。
5.折り畳みフライトが装着可能
現行エルシャフトはエルフライト専用のため、折り畳みフライトを装着することができません。
ラロシャフトは問題なく装着可能のため、いざという時のために予備のフライトとして折り畳みフライトを用意しておくことで、対応が可能です。
フライトケースに予備のエルフライトを入れて持ち歩くとかさばるので、おすすめですよ。
LARO製カーボンシャフトのデメリット
下記の通り、何点かあります。
1.メーカー廃盤品であること
残念ながらラロカーボン(ラロシャフト)はメーカー廃盤品のため、各ショップのストック品のみとなります。
大手ショップ等ではまだ販売しておりますが、今後はさらに品薄となっていくでしょう。
2.金属シャンパンリングの使用について(DMC製)
金属製のシャンパンリングはエルスタイル純正のものと、DMC製のものがありますが、残念ながらDMC製のものを使用すると、フライトが奥まで刺さりません。
逆に現行エルシャフトのカーボンにはDMC製のシャンパンリングをオススメします。
L-Style純正の金属シャンパンリングに比べて、フライトが抜けにくくなります。
L-Style純正プレミアムシャンパンリング
<DMC製シャンパンリング
※DMCシャンパンリングはL-Style純正の金属シャンパンよりも重いです
L-Style製カーボンシャフトまとめ
ラロカーボンは現行エルシャフトカーボンよりも総じてメリットが多く、オススメです。
特に折れにくさはピカイチです。
現行のカーボンシャフトがポキポキと折れてしまった経験がある方は、騙されたと思って一度LARO製を使ってみてください。
消耗品にも関わらず、この丈夫さはユーザーとしては大変ありがたいですが、メーカーとしては交換頻度が低くなってしまい、失敗だったのかもしれません。
・折れにくさ
・フライトの抜けにくさ
・ゆるみにくさ
・価格
カーボンシャフト使用者は、ぜひお試しください。